SPコード印刷でバリアフリーな印刷物を!
印刷加工オプションの「SPコード印刷」をご紹介します。
SPコードは、目の不自由な方のために開発されたバーコードの一種で、紙上に印刷されたコードを、専用機で読み取ることで、記録された文章を音声で読み上げてくれるツールです。SPコード作成ソフトで作成し、版下データに画像ファイルとして貼り付けます。高精細印刷によって、ページの下端に印刷し、円形の切り込みを行って、目の不自由な方でも、SPコードの場所が確認できるような加工をします。
これにより、目の不自由な方も健常者と同じタイミングで印刷物の情報を得ることができ、バリアフリー社会に貢献できます。
種類としては、記録させる文字数により大きさが変化します。
XS(77文字まで)、S(343文字まで)、M(800文字まで)、L(984文字まで)
用途としては、ユニバーサルデザインに対応した広報誌、機関紙、会社案内、メニュー、カタログ、マニュアル、伝票など。
ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。
・基本的にページ下端(左右どちらか)にSPコードを掲載します。また、SPコードの存在を手で分かるように切り込みを入れます。その他、レイアウトに付いて、ご不明な点はお知らせください。
・用紙の端から、SPコードまで25mmを離してレイアウトしてください。また、SPコードの上下左右には余白角4mmが必要になります。
・片面のみに掲載する場合は、円型切仕込みを1つ、両面に掲載する場合は、円型切り込みを2つ入れます。
・無料ソフトのSPコードメーカーによって作成されたSPコードは、オフセット印刷に適していません。オフセット印刷用のSPコード制作には、有料のプロ版をご使用ください。弊社にて、コードを作成することも可能です。その際は、読み上げ原稿をWORDデータでご入稿ください。
・SPコード画像はXS(大きさ 6.8×6.8mm)、S(12.4×12.4mm)、M(18×18mm)、L(19.9×19.9mm)という大きさの規定があり、縦横比の変更や縮小・拡大をすると、読み取りされにくくなります。解像度の変更や、レイヤーの編集時には注意してください。
・SPコードの読み上げには、専用装置「スピーチオ」が必要です。スピーチオは日常生活用具給付対象品に指定されていますので、お近くの自治体で申請することで購入することができます。
・四六判110kg以上の厚い用紙が適しています。
その他、詳しくhttp://www.fudebin.com/su4003.phpはサポートセンターhttp://www.fudebin.com/su2003.phpまでお気軽にどうぞ。