オフセット印刷用PDF/X-1aの[エラー]メッセージ「このPDFにはアクション機能が含まれています!!」の対処方法
PDF/X-1aのAcrobatプリフライトチェック「フデビンチェック」で表示されるエラー
メッセージの対処方法についてご紹介します。
「このPDFにはアクション機能が含まれています!!」の対処方法
このPDFには アクション が含まれています!
アクションが含まれている場合、
印刷用ではなくシステム用のPDFファイルの可能性があります。
■このエラーへの対応策■
Acrobatのフィックスアップで
すべてのアクション(JavaScriptアクションを含む)を破棄します。
ここでは新規のフィックスアップを追加作成して破棄する方法を説明しますが、
一度作成したフィックスアップは保存されますので、
次回からは「3.フィックスアップを実行する」から行ってください。
≪Acrobat≫
1.新規にプリフライトプロファイルを作成する
[アドバンスト→印刷工程→プリフライト]を選択します。
[プリフライト]ダイアログが開きます。
≪Acrobat8≫
[編集]をクリックすると、
[プリフライトプロファイルを編集]ダイアログが表示されます。
+(プラス)アイコンの[プリフライトプロファイルを新規作成]をクリックして、
[プリフライトプロファイル編集]ダイアログを開きます。
[カスタムプロファイル]に[新しいプロファイル1]が追加されています。
≪Acrobat9≫
[オプション]から[プリフライトプロファイルを新規作成]をクリックして、
[プリフライトプロファイル編集]ダイアログを開きます。
[カスタムプロファイル]に[新しいプロファイル1]が追加されています。
2.フィックスアップを追加する
[新しいプロファイル1]のリストの中から【フィックスアップ】を選択します。
右側にフィックスアップ更新画面が表示されます。
[すべての使用可能なフィックスアップ]から
【すべてのアクション(JavaScriptアクションを含む)を破棄】を選択し、
下の矢印ボタン[プロファイルに含める]をクリックして
[このプロファイルのフィックスアップ]に追加します。
[名前]の[新しいプロファイル1]とあるところを
【すべてのアクション(JavaScriptアクションを含む)を破棄】に変更して、
[保存]をクリック後[OK]をクリックして、
[プリフライトプロファイル編集]ダイアログを閉じてください。
3.フィックスアップを実行する
[プリフライト]ダイアログからから、
新規追加した(または既に登録済みの)フィックスアップ
【すべてのアクション(JavaScriptアクションを含む)を破棄】を選択します。
【解析してフィックスアップ】をクリックして
フィックスアップを実行してください。
[別名保存]で保存先を指定して保存してください。
実行結果を確認してダイアログを閉じます。
4.別名で保存
PDFデータを別名で保存します。
いかがでしょうか?対処できましたか?
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