今回は印刷加工オプションの「蛍光印刷」をご紹介します。
暗がりで淡く光る特性の蛍光顔料インキを使って印刷する方式。
光を反射し、鮮やかな発色を出すことができます。オフセット方式で蛍光顔料インキを刷ります。
コピーなどで色がくすむため、偽造防止の金券印刷に使われることもあります。
種類としては、オレンジ、ピンク、黄緑、赤、黄、緑、紫など。(DIC:584~621)
用途としては、書籍・雑誌の表紙、パッケージ、カード、ラベル、ポスター、ノベルティ、CDジャケット、児童教材、絵本、POP、雑誌広告、金券など。
ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。
・PP貼加工など表面を覆う加工との併用もできます。
・細かな絵柄だと蛍光の効果がわかりにくいため、文字、線ともに 2mm以上の幅が必要になります。
・蛍光印刷のデータは、別レイヤー(スミ100%)で指定し、トンボ付きのデータをオフセット印刷用データと合わせて入稿してください。
・耐久性としては問題ありませんが、耐光性はありませんので長時間日光に当たると黒く変色する場合があります。また、年月によって蛍光効果が若干薄れてくる場合があります。
・コート紙系、マットコート紙系、上質紙系、凹凸のある用紙と印刷することは可能ですが、コート紙系以外の用紙の場合、色がくすむためあまりお勧めできません。
その他、詳しくはサポートセンターまでお気軽にどうぞ。印刷のフデビン
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今回は印刷加工オプションの「香り印刷(香料印刷)」をご紹介します。
香り印刷とはこすったりすることで香りを出すことができる印刷方式です。
香料(精油)入りのマイクロカプセルが混ざった透明インキを使い、オフセット印刷面にスクリーン印刷をします。匂いを楽しむには基本的に指などで擦ってマクロカプセルを破壊して出てきた精油をにおいます。マイクロカプセルが壊れない限り匂いは紙面上に維持されます。
種類としては、ストロベリー・ローズ・レモン・ラベンダー・バニラ・ミントハーブ・ヒノキ・ジャスミン・ピーチ・ブーケ・ライム・ライラック・オレンジ・アカシア・ユーカリ・カーネーション・白檀といった香りがあります。(’09.05現在)
用途としては、パッケージ、グリーディングカード、ラベル、ポスター、ノベルティ、POPなど。小児用教材、化粧品系販促ツールなど。
ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。
・透明なので細かい線や文字の表現はできません。香りを出すためには1㎠以上の香り面積が必要です。
・細かい香りの調節はできません。香を嗅ぐ人によって、違った香りに感じられる場合もあります。
・香りを逃さないために、折り加工でフタを付けるなどの工夫が必要です。
・PP貼加工など表面を覆う加工との併用はできません。
・香り印刷用データは、別レイヤー(スミ100%)で指定し、トンボ付きデータをオフセット印刷用データと合わせて入稿してください。
・耐久性としては、摩擦や加圧に弱いです。マイクロカプセルは自然に破壊されていきますので、擦らなくても長期に渡って保存される場合は香りが飛んでしまいます。
カプセルが壊れていない状態なら3年ほど持ち、カプセルが破壊された後でも2カ月~6か月ほど持ちます。ただし、長時間の直射日光により香りが落ちてしまう可能性があります。
・四六判で135kg以上の厚みの紙への加工が適しています。
・凹凸のある用紙にはインキがうまくのらないので印刷ができません。
・コート紙系、マットコート紙系、上質紙系には印刷ができますが、マットコート紙、上質紙は若干香りが弱くなる傾向があります。
その他、詳しくはサポートセンターまでお気軽にどうぞ。
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チラシ印刷、はがき印刷、ポスター印刷のご注文画面で表示される「表面加工オプション」。
印刷物の表面をコーティングするなどの追加オプションが指定できます。「PP貼(光沢)」や「PP貼(マット)」「UVニス貼(光沢)」「UVニス貼(マット)」「プレスコート(光沢)」が印刷表面に加工できます。
これまでは片面のみのご指定が可能でしたが、特にはがき印刷など「両面にコーティングしたい」というご要望を多くいただいておりましたので、このたび、ご注文画面に「片面」「両面」の選択リストを追加し、ご指定いただけるようにいたしました。
注.プレスコートは性質上、片面のみの加工となります。
なお、片面の場合は、ご入稿データ内にどちらの面が表面加工をする面か明示してください。
チラシ印刷のご注文画面はこちら
何かご不明な点がございましたら、サポートセンターまでお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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今回は表面加工オプションの「PP貼加工(光沢/マット)」をご紹介します。
PP貼加工(光沢/マット)は、印刷表面に強い光沢を与え、耐水性、耐摩擦性、耐久性をもたせるための加工で、印刷終了後にPPフィルム(ポリプロピレン・厚さ0.015mm位)を表面の接着剤で熱圧着(100℃程度)する加工方法です。
光沢タイプのPPを貼ると全体的に華やかなイメージになり、マットタイプでは、用紙やインキのつやを抑え、落ちついたソフトなイメージに仕上がります。コーティング加工やプレス加工された表面よりも強靱(きょうじん)な化粧ができるため,本の表紙やカバー・比較的強度を要する下敷きなどに使用されます。ただし、用紙リサイクル適性に不向きです。
種類としては、仕上がりの質感は「光沢(グロス)」と「マット」があります。 さらに耐久性の高いPET貼加工もあります。
用途としては、(摩擦・汚れ防止やインキ汚れ防止として)雑誌の表紙、書籍カバー、紙製手提げ袋、メニューなど。 (表面の雰囲気調整として)パッケージやラベル、カード類などがあります。
ご注文の際には、以下のような点にご注意ください。
・光沢PPを使う場合に、用紙にマットで吸湿性の高いものを選ぶと、PPの光沢感は半減してしまいます。
・印刷した後とPPを貼った後では色が多少変化しますので、予めご了承ください。
・光沢PPを使う場合は、「赤」が濃く見える傾向がありますのでご注意ください。
・マットPPは、PPフィルム中の樹脂の配合によって,乱反射を生じさせ,マット調に見せているため、印刷面の絵柄が全体的に暗く仕上がってしまう傾向がありますのでご注意ください。
・PP貼り加工は全体加工のみで、部分加工はできません。
・両面加工は可能ですが、薄手の紙には不向きです。
・薄手の紙の場合、若干ロールしてしまいます。
・金・銀や蛍光インキなど粒子の大きなインキを使った印刷物だと、ハガレが起こってしまいます。
・PP貼加工をした用紙はリサイクルができなくなります。
・ニス加工とPET加工の中間の効果となります。
その他、詳しくはサポートセンターまでお気軽にどうぞ。
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