よく使う規定寸法が、具体的には何ミリ・何ピクセルなのかを一覧にいたしました。

• トンボの作り方
• トンボが作れない場合

ミリやセンチではデータ寸法がわからない時に、印刷用のデータを何ピクセルで作ればよいのか、紙面いっぱいに使う画像は何ピクセルのものが必要なのか…等という事を調べるために使用可能です。
逆に、お手持ちの画像がきれいに印刷できるのは、どのくらいの大きさまでなのかも判断できるでしょう。
表にない寸法（変形サイズ）のピクセル値が必要な場合は、「用紙の長さ（mm）×解像度（dpi）÷25.4」で算出してください。

例）トンボや塗足しを作る機能のないソフトで、180 x 65 mmのチケットを作る場合
紙端まで色の乗るデザインで作成する場合、データは塗足し込寸法で「186 x 71 mm」になります（天地左右に3mmずつ塗足しを作るため、１辺につき＋6mmします）。
186 mm × 350 dpi ÷ 25.4＝約2563 px
71 mm × 350 dpi ÷ 25.4＝約978 px
塗足し込で2563 x 978 pxのデータを作れば、高精細なフチなし印刷用のデータになります。

近くで見る高精細印刷物の場合は、解像度が350dpi以上あるのが望ましいです。
遠くから見る用途のポスター類は、少し位なら解像度が低めでも気にならないため、高解像度の画像が用意できない場合は200dpi程度あれば許容できると思います（近づいてみると、画像が粗いのがわかります）。元の画質にもよりますので一概には言えませんが、参考にしてみてください。