オフィス系ソフトなど「印刷データの作成に特化していないソフトウェア」には、トンボを作る機能がありません。また、フォトショップでトンボを作るのも少し難しいでしょう。
そうした場合、どのようにすれば良いかをご説明致します。
フチあり印刷
紙端に余白がある(フチなし印刷ではない)場合、トンボや塗り足しを作る必要はありません。
ただし、ドキュメントサイズ(アートボードサイズ、カンバスサイズ)は、仕上がり寸法と完全に一致させてください(A4ならばA4サイズでデータを作れば大丈夫です)。
パワーポイントのドキュメントサイズは既定の選択肢から選ばず、必ず数値入力してください。
フチなし印刷
塗り足しを作りたい!
綺麗にフチ無し印刷をするなら、塗り足しは作った方が良いです。トンボなしで塗り足しのあるデータを作る為に、工夫をしてみましょう。
ワード | パワーポイント | フォトショップ(他、類似画像系ソフト)
- ご注文・ご入稿の備考欄に「塗り足しが天地左右に3mmついています」とお書き添えください。
エクセルでフチ無し印刷データを作るのは、かなり大変だと思います……。
塗り足しが作れません
支給されたデータしかないなど、塗り足しを作れない場合には、以下の様な対処方法があります。
寸法通りに断裁する(紙端に白が出る場合あり)
- 寸法優先の場合、仕上げ寸法が小さい場合、紙端近くまで切れてはいけない文字や図形が配置されているデザインの場合に。
- ご注文・ご入稿の備考欄に「塗り足しはありませんが、紙端に白が出ても良いのでサイズ通りに仕上げて下さい」とお書き添えください。
寸法より少し小さく断裁する(紙端に白を出さない)
- 紙端近くまで切れてはいけない文字や図形が配置されているデザインの場合は、お勧めできません。
- 切れてはいけない内容については、紙端から3mm程度内側に配置して下さい。小さく仕上げる関係上、紙端からの距離はデータよりも近くなります。
- ご注文・ご入稿の備考欄に「塗り足しがないので、紙端に白が出ないように少し小さく仕上げて下さい」とお書き添えください。
例)A4サイズを少し小さく断裁する場合
A4サイズ(297x210mm)でご注文の場合、A4サイズぴったりのデータをご入稿いただき、印刷物の仕上げ段階で縦横1mmほど小さく断裁します(この場合、最終的に296x209mm程度の仕上がりとなります)。