デザインを作り始める前に
エクセル(Excel)で印刷に適したデータを作成するため、デザインを作り始める前に設定しておく項目をご説明します。
ドキュメント設定する際の注意点
エクセルを用いて正確な寸法の印刷用データを作成するのは、かなり難しいです。
印刷する用紙サイズを設定出来ますが、作業画面に表示されるページのガイド線は「ここまでは用紙内に収まる」という目安であり、用紙の正確な寸法を示しているわけではありません。
そのため、エクセルで作成するデザインは余白のある(フチなし印刷ではない)ものにする方がよいでしょう。
名刺・封筒・カレンダーの名入れなどの寸法が重要になってくるデータは、ワードかパワーポイントで作っていただく方が容易だと思われます。
デザイン時に気を付けること
オフィス系のソフトに共通する、データ作成上の注意点
オフィス系のソフトに共通する、データ作成上の注意点はこちら。
フォントの変化してしまう可能性や、色の再現性、使用しない方が良い(印刷結果に不具合が起こりやすい)機能などを紹介しています。
ご入稿の際に
3種類のファイルをご入稿ください。PDFが作成できない場合には1)と3)だけで結構です。
1)エクセルのファイルそのもの。
2)エクセルから書き出したPDFファイル。
3)画面キャプチャによって作成したレイアウト見本。
PDFとレイアウト見本の作成方法はリンク先をご覧ください。
作成後、念のために、書き出したファイルを開いてご確認ください。
フォントが変化していたり、必要な文字が隠れたり、レイアウトが意図しない変化をしていたり、必要な範囲が画像化されていない事があります。
適切に出力したPDFファイルは印刷用データとレイアウト見本を兼ねる事が可能なのですが、オフィス系のソフトウェアから出力・ご入稿いただいたPDFの多くに、画質やフォントの問題が見られるため、念のために3種類のファイルをご入稿いただいています。