・スミベタ印刷の上に金または銀の箔押し加工を行なった場合、時間が経つと箔に濁りが生じることがあります。これは箔に含まれるアルミ粒子が、黒インキに含まれるカーボンと化学反応を起こして変色するためです。長期に使用するものには避けた方がいいです。
・紙の端からの余白は8mm以上必要になります。
・裏面に凹のデボス(またはエンボス)がどうしてもできてしまいます。
・0.5mm以下の罫線には使用できません。線幅は1pt以上、フォントサイズは7pt以上でお願いします。それ以上小さいと文字潰れの原因となります。細かな柄の場合、素材は表面が平滑なものが適しています。
・箔押し加工用のデータは、細罫(スミ100%)で加工部分を指定し、トンボ付きのデータを印刷用データと合わせて入稿してください。
・耐久性としては、強い摩擦や折れに弱いです。コストは比較的安価で、使用面積に左右されます。金・銀が一番安く、カラー箔はやや高め、ホログラム柄は2倍程度となります。
・紙・布・プラスチックへの加工が可能です。ただし熱に弱い素材には加工できません。
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